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ムウ帝国の守護怪獣

ムウ帝国の守護怪獣。デザインは渡辺明、頭部造形は利光貞三、胴体は八木寛寿、八木康栄による。東宝怪獣には珍しく、黒目が縦長の「猫目」をしている。当初は蛇の怪獣であったが、辰年の正月興行に合わせ、干支にちなんで竜の怪獣に設定された。当時の東宝の宣伝用年賀はがきでは「謹賀新年」の言葉の下に、轟天号対マンダのイラストが添えられていた。

大・小二種類の操演用ミニチュアによって撮影された。1968年(昭和43年)の東宝作品『怪獣総進撃』 にも登場しているが、角がないなど頭部のデザインが微妙に異なっている。上記したように当初のデザイン画ではマンダは蛇の怪獣で、このいわゆる二代目のほうがデザイン画に近い。1965年(昭和40年)制作の『ウルトラQ』に『怪竜』として出演した時は、ほぼそのままの姿なのが確認できる。

デザインは小松崎茂。石棺をモチーフとしている。ムー帝国が建造し、地上との連絡に使う高性能潜水艦。数万メートルの深海の水圧にもびくともしない。艦首に守護神マンダを模した光線砲を備えている。2尺ほどのサイズのミニチュアが、数隻作られた。
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古代に海中に没した大陸の末裔で、彼らが記す英語表記は「MU」。女皇帝を頂き、怪竜マンダを守護神としてあがめ、太平洋某所の深海底に、心臓部である動力炉を中心とした古代エジプトに似た風俗の大帝国を築いている。地殻変動により帝国の終焉が迫り、地上に再び返り咲き、世界をその植民地にせんと企む。モンゴロイドと白人の二人種が見受けられ、常人が火傷するほどの高熱を体から発することができ、海から現れる際には蒸気を伴うため、西部善人は彼らを「温泉人間」と呼んでいる。その反面、寒さに弱い。動力炉に危険が及ぶためか、警備兵は槍しか装備しておらず、轟天号挺身隊の冷線砲でひとたまりもなく倒された。

全身をうろこで覆ったような銀色の潜水服兼戦闘服を着用する。この姿で三原山の火口から現れ、鳥のような形の飛行爆弾を使って爆撃を行う。

ムウ帝国皇帝側近の女官役で、横田基地など在日米軍の軍人の家族が多数エキストラ出演している。「(衣装が)映画『クレオパトラ』みたい」などと概ね好評だったそうだ。 ムー帝国人の履いているサンダルは、のちに『さよならジュピター』でジュピター教団のものに流用された。天本英世は、当時38歳でムウ帝国長老役を演じている。帝国の群衆ダンスは、スクールメイツが担当した。

ムウの皇帝を弱冠22歳で演じた小林哲子は、メイクや衣装コーディネートを自ら行ったとのことで、リハーサルで本多猪四郎監督に「こんな感じでどうでしょうか?」と尋ねたところ、「それでいいです!」と喜ばれ、即座にOKが出たと述懐している。

伊福部昭作曲のムウ帝国祈祷歌には、伊福部本人によって太平洋諸島の言語で歌詞がつけられている。


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2009年06月21日 16:57に投稿されたエントリーのページです。

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